「エンゼルスはひどいゲームをした」大谷翔平、トラウトがともに無安打で逆転負け、先発スアレスも崩れたエ軍に地元記者も落胆
大谷は四球で出塁したものの、2三振と快音は聞かれなかった。(C)Getty Images
エンジェルスの大谷翔平は現地4月10日(日本時間11日)、本拠地でのナショナルズ戦に「3番・DH」で先発出場。3打数0安打1四球に終わり、チームは4-6で逆転負けを喫した。
大谷は第3打席に四球で出塁したものの、第1打席に見逃しの三振、第2打席はセカンドゴロ、第4打席は見逃し三振。2番の主砲マイク・トラウトも5打数0安打3三振と沈黙した。エンゼルスは4回以降はノーヒットに抑えられ反撃の糸口を見いだせなかった。
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また、投手陣もピリッとせず。4-1でリードしていた4回に先発のホセ・スアレスが打ち込まれて同点にされると、2番手のタッカー・デービッドソンも2点を奪われ、連夜の逆転負けを喫している。
このふがいない敗戦に、エンゼルスの地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のエンゼルス番記者であるジェフ・フレッチャー氏は「エンゼルスは今夜ひどいゲームをした」とツイート。さらに、「ホセ・スアレスが2試合連続の不調で序盤のリードを無駄にする」と題した記事のなかで、「スアレスはこれで、先発2試合で8回1/3を投げて11失点している」と指摘し、守備のミスで失点に絡んだブランドン・ドゥルーリーの「全体的にだらしのない試合だった。もっといいプレーをしなければいけない」という反省の言葉を伝えている。
これで今季5勝5敗となり、貯金を使い果たしたエンゼルス。明日は大谷が二刀流で先発予定だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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