連敗のエンゼルス指揮官が”守乱”に苦言!米メディアも「投手と守備の不調」と厳しい評価
この日は大谷もノーヒット。二刀流で先発予定の明日の試合に期待だ。(C)Getty Images
現地時間4月10日、エンゼルスは本拠地エンゼルスタジアムでナショナルズと対戦し、初回から得点を挙げリードしたものの、中盤に同点に追いつかれ、その後に逆転を許して4-6で敗れた。大谷翔平はこの試合、「3番・DH」で先発出場し、4回に四球で出塁し昨季からの連続出塁を33試合に延ばしたものの、3打数無安打、5試合振りのノーヒットに終わった。
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この試合、エンゼルスはまたもミスが失点につながった。4-1と3点リードで迎えた4回の守備時、2死一・三塁の場面でエンゼルスのレンヒーフォがセカンドゴロの処理を誤り、悪送球。その後、エンゼルス先発のスアレスがさらに追加点を許し同点に追いつかれた。この回の攻撃は、スアレスが先頭打者に対し、フルカウントからピッチクロックの制限時間超えで四球を与えてしまうという、嫌な流れからの失点が続いた。
また、4-5と逆転された後の7回表、ランナー一・二塁のシーンでは相手打者をセカンドゴロに打ち取るも、ゲッツー崩れの間にセカンドランナーが本塁に還るという、普段はあまり見られない形で失点。決して送球が逸れたわけでは無かったが、エンゼルスの一塁手ドゥルーリーはバックホームの素振りさえ見せなかった。
このゲームは米メディア『The Washington Post』でも試合終了後にレポートを配信。ゲーム展開を紹介しながら、選手、監督のコメントを伝えている。
その中で同メディアはエンゼルスについて「ハンター・レンフローが3試合連続のホームランを放ち、ルイス・レンヒーフォが序盤に2ランを放ったエンゼルスは、投手と守備の不調で今季初の連敗となった」と試合内容を振り返っており、その上でネビン監督のコメントも掲載。失点について「今日の我々は守備でいくつかのミスをしてしまい失点に繋がった。それがゲームの(勝敗を分けた)違いだった」と語ったとしている。