大谷翔平の凄さを「誰も理解してない」二刀流の“異次元の鉄人ぶり”を米司会が熱弁!「野球を創造し直している」
投打で図抜けたパフォーマンスを見せ続けている大谷。彼の残す出色の成績に米司会も熱弁をふるった(C)Getty Images
二刀流でプレーをし続けている大谷翔平。メジャー6年目を迎えた今季もここまで47試合中45試合でスタメン出場。そのうち9試合は先発投手としてマウンドに立ち、完全オフはわずか2日しかない。世界最高峰と言われるメジャーリーグで異次元の活躍を持続させ続けるタフさには、もはや脱帽するほかにない。
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日本人はもちろん、いまやアメリカ人を中心とした世界の人々から「超人」として称される大谷。その凄みはメジャーの酸いも甘いも熟知する識者も認めるところだ。現地5月19日にMLBの公式ネットワーク番組『MLB Network』は、大谷の歴史的な活躍にクローズアップし、熱い議論を交わした。
まず番組のMCを務めたグレック・アムシンガー氏が「私は番組撮影の前、毎回のように自分のオフィスで20分ほど費やし、オオタニが野球を創造し直していることを、いかに野球のルールを書き換えているのかを伝える方法を模索している。彼がどれだけのことをやっているかを誰も理解していないと思う」と断言。そして、とりわけ投手としての凄みを物語る“ある数字”を口にした。
「彼は50イニングを投げ、安打は25本許していない(実際の成績は53イニング26安打)。このペースでいけば、彼は1シーズンで200イニングを投げて、100安打を許さないという可能性がある。今は207イニングを投げて、被安打は102というペースだ」