「才能だけでは勝てない」特大2発を浴びたホワイトソックス右腕が漏らした本音。大谷翔平は「絶対に打たれちゃいけない相手」
初回にはマイク・トラウトにも飛距離461フィート(約140.5メートル)というビッグアーチを打たれ、4回(89球)、四死球4、8失点という内容で降板したリン。先発としてゲームメイクの役割を担えなかった35歳は、試合後に地元紙『Chicago Sun Times』などの取材に対して「3スイング(トラウト1発、大谷2発)で6点も失った」と自らの投球を嘆いた。
「ああいうことは絶対にやっちゃいけないんだ。とくにあの二人に対してはね。(エンゼルスの中で)絶対打たれちゃいけない二人なんだよ。今日は攻撃陣にも負担をかけてしまった。俺はもっと良くならなければならないし、もっと効率よく投げてアウトを取らなければならない」
この試合まで12登板で4勝(6敗)、防御率5.83、FIP4.71と精彩を欠いていたリン。そうした状況下で「打たれてはいけない相手」に連弾を浴びたベテランは「才能だけでは勝てない。もっとどうすれば良くなるかを日々考えていかないと……」と唇をかみしめるのが精いっぱいだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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