「才能だけでは勝てない」特大2発を浴びたホワイトソックス右腕が漏らした本音。大谷翔平は「絶対に打たれちゃいけない相手」
大谷にいずれも特大の2ホーマーを許したリン。試合後に彼の口から洩れたのは己の投球に対する後悔の言葉だった。(C)Getty Images
さしもの名投手も悔しさがこみ上げるほどの一発だった。
現地5月31日に行なわれたホワイトソックス戦に「3番・DH」で先発出場した大谷翔平(エンゼルス)は、第2打席と第3打席にそれぞれ豪快な2ランを記録。3打数2安打(2本塁打)4打点と図抜けた活躍を見せた。
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「打球音がヤバすぎる」「スイングスピードが異次元だ」
そんな反響が相次いだ2発を放った大谷。いずれも彼のおよそ投手のそれとは思えない規格外のパワーを見せつけるものとなったわけだが、どちらも打たれたのはホワイトソックスのベテラン右腕ランス・リンだった。
メジャー通算127勝を挙げている35歳は、大谷を第1打席こそセンターフライに打ち取っていたが、3回の14号はセンター、4回の15号はライトスタンドの中段にまで運ばれた。いずれも強気に内角を攻めていった93マイル(約150キロ)台の4シームを捉えられたものだった。
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