「まさに比類なきもの」特別な日に先制アーチの大谷翔平 ジャッジとのMVP対決に米メディアが注目
ヤンキースとの第1戦で大谷が4号2ランを放った(C)Getty Images
偉大な歴史を振り返りながら、現代の英雄対決に視線が注がれている。
現地時間4月18日(日本時間19日)、ヤンキー・スタジアムでヤンキース対エンゼルスの今季初戦が行われた。この試合では、昨季のMVPを争った両者、アーロン・ジャッジと大谷翔平がそれぞれスタメンに名を連ねている。
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本拠地の期待に包まれる中「2番・中堅」での出場となったジャッジはこの日、4回の第3打席で犠牲フライによる打点1を挙げたものの、4打席でノーヒットに終わった。
昨日、レッドソックス戦で雨の中、先発登板したばかりの大谷はこのヤンキース戦でもスタジアムを沸かせた。「2番・DH」で出場した初回の打席、ランナーを2塁に置き、いきなりライトスタンドに先制の2ランホームランを放った。これで大谷は今季第4号となり、敵地での最初のゲーム、最高の形でチームに勢いをもたらした。
その後も追加点を重ね、ヤンキース打線を5人の継投で抑えたエンゼルスが5-2で勝利している。
3連戦初戦は大谷擁するエンゼルスが制した。しかし、結果に関わらず昨季のMVPであるジャッジと、「二刀流スター」大谷への注目度は極めて高く、試合開始前からも多くのファン、メディアが高い関心を寄せている。さらに米野球界の英雄、ベーブ・ルースと関連付けるトピックも伝えられているようだ。