「馬鹿げたシンカーだ」最速162.6キロの新魔球に米投球分析家も感嘆!あと「21イニング」で史上初の投打規定Wクリアに

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(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平は9月10日(日本時間11日)、敵地でのアストロズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。右手中指のマメの影響で降板したものの、5回を7奪三振1失点に抑え、自己最多となる12勝目を挙げた。

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 この日の大谷は、ボールスピードが”異常”だった。直球はメジャー自己最速の101.4マイル(約163.2キロ)、そしてシンカーは最速101マイル(約162.6キロ)を記録したのだ。MLB公式サイトは「ショウヘイ・オオタニは登板するごとに新しいレベルに到達している。土曜のアストロズ戦では自己最速の球を投じた」と報じ、メジャー最速101.4マイルを記録した1球についても、「2008年以降エンゼルスの投手が記録した最速の奪三振投球となった」と伝えた。

 そして、大谷のシンカーを「馬鹿げた」と表現したのが、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏だ。自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニ、馬鹿げた99マイルのシンカー」と動画付きで綴り、大谷の新たな武器の威力に感嘆した。

 6回の投球練習中に緊急降板したため、ここまでの投球回数は141回となった大谷。シーズン規定投球回(162)まで、あと21回に迫った。史上初の「投打規定Wクリア」を目前に捉えた、二刀流の次戦以降の活躍にも期待だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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