大谷、二桁勝利&本塁打王獲得ならずも史上初「Quintuple100」の偉業達成!「自分ではまだまだ上にいける」
メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(27)が日本時間4日、今季最終戦となる敵地でのマリナーズ戦に1番・DHで先発出場。第1打席でシーズン46号のソロホームランを放つと共に、日本人選手では松井秀喜氏以来となる今季100打点目をマーク。「有終の美」でメジャー4年目のシーズンを締めくくった。
【動画】最終戦を46号ホームランで締めた大谷
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大谷 最終戦をホームラン締め!「すごく楽しいシーズンだった」 殿堂入り確実の声も https://cocokara-next.com/athlete_celeb/mvp-candidate/
今季は投手として23試合に登板し、9勝2敗、防御率3.18。打者としては155試合に出場し、打率.257、46本塁打100打点、26盗塁をマークし、メジャー4年目にして初めて二刀流としてシーズンを駆け抜けた大谷。
期待されていた投手としての二桁勝利、そしてホームラン王獲得にはあと一歩届かなかったものの、メジャーリーグ史上初となる「Quintuple100」(100打点、100安打、100得点、100投球回、100奪三振)という偉業を達成してみせた。
メジャーリーグに移籍後は毎年怪我に苦しみ、思うような成績を残せなかったものの、「二刀流復活」を懸けて臨んだ今季は、投打共に様々な場面で見る者を魅了してきた。
改めて今季を振り返り大谷は
「期待通りだったかどうかはファンの人だったり、監督、コーチが決めること。1年間まずは大きな怪我なく出続けることができて良かったですし、もっと早い段階でこういう形を作らないといけなかった。これまでは怪我とかもありましたし、そういう意味では今年1年、怪我なく終わることができて良かったと思う」
と、コメント。
その言葉通り、今季は162試合中わずか4試合の休養にとどまりほぼフル回転で試合に出場しながらも、大きな怪我なくシーズンを終えた。これについて大谷は、
「もちろん手術をして、リハビリも色々な人に助けてもらいやれたというのは大きかった。環境は変化する中で1年目から怪我をするのは左右できないことではありますけど。今年は特に大きな離脱をしないように、リカバリーの方をメインにシーズンを通してやってきたかなという印象」
と、振り返った。