大谷 最終戦をホームラン締め!「すごく楽しいシーズンだった」 殿堂入り確実の声も

タグ: , , 2021/10/4

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦に「1番・DH」で出場。初回の第1打席で11試合ぶりとなる46号先制ソロを放った。これで今季100打点として、日本人選手では2007年のヤンキース松井秀喜以来の大台に到達。

 本格的に二刀流として挑戦したシーズンを投手としては9勝2敗、防御率3・18、打者としては2割5分7厘、46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。注目を集めた本塁打王争いではゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)の48本に2本届かなかったが、最終戦でホームランと有終の美を飾った。

【動画】最終戦を46号ホームランで締めた大谷
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 初回先頭の第1打席、相手左腕アンダーソンの甘く入ったカットボールを捉えた打球は弾丸ライナーで右中間席へ飛び込んだ。11試合ぶりとなる1発をマークした大谷はゆっくりとダイヤモンドを1周。ベンチでは笑顔で同僚たちの祝福に応えた。45号をマークしてからは前日までの10試合で5敬遠を含む17四球と、「四球攻め」に苦しんだが、この日は原点回帰で数少ないチャンスをモノにした。

 メジャー4年目の今季は二刀流を本格始動、充実のシーズンとなった。シーズンで休養を取ったのは162試合中、4試合のみ。打者として155試合、投手としては23試合、投打同時出場は20試合。球宴ではホームランダービー、投打同時出場とまさに全力で駆け抜けたシーズンとなった。





 大谷はシーズンを振り返り、「より多く試合に出られたというのは単純に楽しかったですし、それだけ試合に貢献できる頻度が高いということは選手としてもやりがいがあると思うので、すごい楽しい1年だったかなと思います」と充実の表情を浮かべた。

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