大谷 最終戦をホームラン締め!「すごく楽しいシーズンだった」 殿堂入り確実の声も

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 投手としては130回3分の1、156奪三振、打者としては138安打、103得点、100打点を記録。投打5部門での「100」到達はメジャー史上初の快挙となった。

 そんな前人未踏のシーズンを送った大谷は「リーグMVP」の座を確実なものとしているが、「殿堂入りも間違いない」といわれている。メジャー4年目にして「殿堂入り」議論は気が早い感じも受けるが、これはメジャーリーグで活躍した選手やメジャーリーグに貢献した人物に敬意を表し、功績を称えるために設立された「野球殿堂博物館」を指す。

 ニューヨーク州クーパーズタウンにある同博物館にはこれまで活躍してきたメジャーリーガーたちのゆかりの品が飾られている。野球殿堂入りした歴代の選手、人物の顔をかたどったレリーフが飾られているのを筆頭に、大記録を達成した選手が実際に使用した野球用具を展示するコーナーもあり、ここに今季二刀流として活躍した大谷の野球用具が飾られる可能性があるといわれている。

 「今季の大谷の活躍でメジャーリーグの野球が変わるとすら言われています。将来、二刀流を目指す子供たちが増えていくことも予想される。今やメジャーリーグの顔となった大谷の功績をたたえる声は今後、ますます大きくなるでしょう」(メジャー関係者)

 同博物館のモットーは「歴史を保存し、優秀さをたたえ、世代をつなぐ」。大谷は今や野球界全体のアイコンとなったことで多くの世代にメッセージを伝えるにふさわしい人材と見られている。

 素晴らしい成績を残した大谷は今オフに関してさらにハードなトレーニングを課す予定だという。「まだまだ上にいけると思っている。今年以上のパフォーマンスが出せるようにそういうオフシーズンにしたいと思っている」。自分の伸びしろはまだまだこんなものじゃない―、大谷がどこまで進化を遂げていくのか。日米の野球ファンともども来季を楽しみに待ちたい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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