「なぜオオタニを歩かせない?」ノーノー阻んだ大谷翔平の三塁打に米記者が嘆き節

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大谷の意地の一打が、明日の試合につながればいいが…。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は現地6月15日(日本時間16日)、敵地で行われたロサンゼルス・ドジャース戦に「3番・DH」で先発出場。第3打席までは凡退したものの、相手投手のノーヒットノーランまで残り2死という場面で迎えた第4打席に三塁打を放ち、大記録を阻止した。

【動画】意地の一打でノーノーを阻止!大谷翔平が土壇場で放った三塁打をチェック

 この日のドジャース先発左腕タイラー・アンダーソンは絶好調で、大谷も第1打席は見逃し三振、第2打席は空振り三振、第3打席はショートゴロに打ち取られていた。しかし、第4打席では、外角に来た87マイルのカットボールを引っ張り、見事ライト線にはじき返して見せる。この打球に右翼手のムーキー・ベッツが飛びつくも及ばず。大谷は快速を飛ばして三塁を陥れた。

 ノーヒットノーラン目前で放った一打は、ドジャースの番記者たちに大きな衝撃を与えたようだ。地元局『CBS LA』でレポーターを務めるジル・ペインター・ロペス氏は、「トラウトを三振に取った後、なぜオオタニを歩かせない?」と落胆。『Sports Illustrated』などに寄稿するジョン・ワイズマン氏も「トラウトとオオタニをわざと歩かせればいいんだ」と嘆いた。

 試合は1-4でエンゼルスが敗れて3連敗を喫し、借金は6に膨らんだ。なんとか悪い流れを止めたい明日16日(日本時間17日)の敵地シアトル・マリナーズ戦は、大谷が先発予定だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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