大谷翔平の今夏トレードは是か非か?偉才の去就に米記者が意見「エンゼルスは立場を考えるべき」

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投打で疲れ知らずでプレーを続けている大谷。その姿に敵投手も畏敬の念を口にする。(C)Getty Images

 フランチャイズの命運を左右する夏が迫っている。MLBは来る8月1日にトレードのデットラインデーを迎えるのだが、今オフにフリーエージェント(FA)となる大谷翔平をエンゼルスが売りに出すかどうかが注目を集め始めている。

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 アメリカン・リーグMVPを獲得した21年シーズン以降、大谷は故障による離脱もなく、二刀流でのプレーを継続。球界を驚かせるハイレベルなパフォーマンスを見せてきた。それだけにFA後の争奪戦は必至と見られており、新契約は11年6億500万ドル(約847億円)と超が付くほどのメガディールが見込まれている。

 無論、現在保有権を持つエンゼルスも契約延長をするには先述の金額か、それ以上の対価を払う必要がある。がしかし、2019年にマイク・トラウトと12年総額4億3200万ドル(約482億円)、20年にアンソニー・レンドーンと7年総額2億4500万ドル(約331億円)の大型契約を締結している彼らにとって、チーム編成において大きな負担ともなる。

 ゆえに「唯一無二」である大谷放出の見返りとして、球界でも指折りのトッププロスペクトの複数獲得をする――。これは球団の未来を潤わせる意味でもエンゼルスにとって大きな価値を持つ。

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