新人王争いのダークホースとなるか、7月3勝マークの日ハム・金村尚真 後半戦の力投も注目集める

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 転向当初は投打が噛み合わずなかなか勝ち星に恵まれなかった。今季先発として初勝利をあげたのは、7月2日のロッテ戦まで待つことになった。試合は6回9安打3失点と粘投。一方、一つ勝ちが続くと、その後は順調に勝ち星を積み重ねている。

 元々潜在能力の高さで知られ、開幕投手を務めた伊藤大海、加藤貴之、山﨑福也の先発3本柱に次いで、今では先発ローテーションに欠かせない存在になりつつある。

 そんな次世代エースとして成長が期待される金村に、ひそかに期待されているのは、タイトル争いだ。

 プロ2年目として資格がある新人王レースで注目されている。パ・リーグでは西武の武内夏輝が開幕から即戦力ルーキーとして、安定感あるピッチングで6勝をマーク。防御率は圧巻の「1.67」と新人王候補筆頭となっているが、ここにきて金村も先発投手として存在感を示し始めた。

 セ・リーグでは中日の田中幹也、DeNAの強心臓ルーキー、度会降輝にも注目が高まる。

 いずれの選手にとってもここから勝負の夏場を迎える。特に近年は猛暑で体力との戦いともなる中、いかにベストパフォーマンスを残せるか。今後の快投も期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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