「中田が帰ってきても外せない感じはする」 中田翔復帰間近のチームで球界OBが注目する「欠かせないピース」とは
この門脇の好守には各評論家陣の間からも「守備だけで十分、飯は食っていける」「ホームランと同様の価値はある」など高い評価を受けている。
実際に高木氏も門脇の守備面のチームの貢献には「中田翔が帰ってきても外せない感じはする」と継続して三塁起用をするのではないかという見方を示した。
開幕戦から「4番・三塁」は主砲の岡本和真だったが、アクシデントも絡んで現在は一塁を守る現在の形に。一方で岡本和と門脇の守備力についても高木氏は言及。「内野が締まる。岡本和真も下手ではないけど、あの守備を見ちゃうと全然違う」とすでに守備力の点では門脇に軍配をあげた。
実際に門脇は規定に達していないが、ここまで三塁手として出場した12試合で失策は「0」、併殺は「3」となっている。岡本和は31試合に出場し、失策は「4」、併殺は「4」。門脇は捕球の素早さと捕ってからの力強い返球も評価されており、ストロングポイントとなっている。
高木氏は同動画内で、門脇を三塁に置くと想定した上で「岡本和 レフト」「秋広 ライト」「丸 センター」といった守備陣容を想定。これから交流戦に入るために守備力に不安のある、ウォーカー、ブリンソンなどの外国人野手はDH起用でどうかと提言してみせた。
裏を返せば、一ルーキーの存在がそこまでチームに影響を及ぼしていることにもなる。最近では投手陣でも育成出身のルーキー、松井颯がプロ初勝利を挙げるなど、ヤングジャイアンツが躍動している。今後の起用法も注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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