エース戸郷翔征が最短KOで大敗の巨人、バッテリーに球界OBが苦言「キャッチャーがもっと配球を考えないと」
4回の坂本誠志郎に適時打を許した投球でも「あれだけバットを短く持っているバッターに対し、インコースは通用しないと言いたい」と強調。さらに、逆球が多かった戸郷の制球にも触れながら「投げ切れなかった戸郷も悪いけど、キャッチャーがもっと違うボールを要求し、粘っこく投げられるように配球をしていかなければいけない」として、リード面に対して見解を述べている。
また佐藤氏は快勝の阪神について、先発の村上には「コースにキッチリと投げていた。際どい所を突いていた」とピッチングを称えており、他にも「大雑把なゲームになった。阪神の勢いが出たゲームになり、(打線も)バットを振ったらヒットになる、そんな感じのゲームだった」として、首位チームの強さを評していた。
巨人はこの日の敗戦で、阪神との対戦成績が4勝13敗1分けとなった。エースが早々に打ち込まれての完敗という、今季の相性の悪さを象徴する試合内容となってしまった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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