【第1回】「一番最初に必要としてくれた」――武田翔太が韓国・SSGランダース行きを決断した理由

タグ: , , , , , , 2025/11/30

韓国移籍を決めた武田が心境を語った(C)産経新聞社

 14年間在籍したソフトバンクを離れ、韓国プロ野球・SSGランダースへの移籍を決断した武田翔太。なぜ新天地に韓国を選んだのか。その背景には「最初に本気で手を挙げてくれた球団」への思いと、アメリカでのトレーニングを通じて生まれた縁があった。

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 移籍を決めた理由を問うと、武田は迷いなく語る。

「一番の理由は、一番最初に正式なオファーをくれた球団だったというところですね。金額とか条件以前に、まずそこが大きかったです」

 きっかけとなったのは、昨年オフにアメリカ・ノースカロライナ州の「トレッドアスレチックス」で行ったトレーニングだ。そこで出会ったのが、現在SSGランダースのコンディショニング部門を統括しているスティーブン氏だった。

「その方が英語も韓国語も日本語も話せて、いろんな国の選手との間にスッと入って助けてくれたんです。僕から頼んだわけじゃなくて、気づいたら横に来て、通訳やコミュニケーションを自然に手伝ってくれる。『この人がいなかったら、ここで何も得られてないな』って思うくらいお世話になりました」

 その縁が、SSGからのオファーへとつながる。球団側は契約条件をめぐっても、はっきりとした姿勢を示してきたという。

「日本の球団からの話は、『編成が固まるまで少し待ってほしい』というニュアンスのものが多くなる。正直それだと、そこまで必要とされていないのかなというのが自分のシンプルな感覚でした。

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