今永昇太、FA市場の“目玉”に 3球団が熱視線 米メディアが移籍先候補を分析「イマナガへの投資は理にかなっている」
今永を欲しがる球団は多そうだ(C)Getty Images
今季まで2シーズン、カブスで先発ローテーションを担った今永昇太がオフの移籍市場において、注目の存在となっている。今季終了後、カブスが3年総額5700万ドル(約87億7800万円)の契約オプションを行使せず、1年1500万ドル(約22億9000万円)という選手オプションを今永サイドも拒否。現在は、球団から規定額2202万5000ドル(約33億9000万円)での1年契約となる、クオリファイング・オファー(QO)が提示されている状況だ。
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今後、回答期限となる11月18日までにQOの諾否を決断する立場にある今永だが、米国内の反応を見ても、ストーブリーグの“目玉”となりつつあるようだ。スポーツサイト『CLUTCHPOINTS』では、カブス以外で、今永を特に求めていると見込まれる3球団を挙げ、それぞれのメリットについても論じている。
最初に挙がった球団は、やはり日本人選手が主力として活躍しているドジャースだ。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希を擁していることで、「MLBで最も日本人選手に適した環境を整えている球団」と同メディアは評価。
さらに、毎シーズン大物補強を行ってきた潤沢な資金により、「必要とあれば競合球団を上回るオファーを出すことをためらわない」と予想する。また、現在の先発陣が故障の不安を抱えているとして、「イマナガは5番手として起用され、シーズンを通して貴重なイニングを稼ぐことで、エース級投手陣の負担軽減にも貢献できる」などと見通している。
2つ目の候補として、ジャイアンツが続いた。「ジャイアンツは深刻な先発不足に直面しており、その必要性はプレーオフ初戦敗退によって一層明確になった。現在のローテーションはローガン・ウェッブとロビー・レイが軸だが、それ以外は不安定」と今オフ時点での状況を説明。






