カブス残留は「妥当」 破談した今永昇太がQOを受諾した“背景”を米識者が分析「市場には複数年にも慎重な空気があった」
再契約に至り、「カブスは嬉しく思うはずだ。彼は先発ローテを安定させる」としたラバイン氏は、今回の契約動向に市場の動きの鈍さが影響したと読み解いた。
「2026年末に切れる労使協定を巡る交渉がこじれ、ロックアウトする懸念が球界にはある。だから市場は、長期契約はもちろん、複数年にも慎重な空気があった。だから、ショウタとカブスは契約を見直した。ただ、ショウタは立て直しができれば、来年に長期契約も狙えるはずだ」
加えてラバイン氏は、「ロックアウトが長引いた時には、彼には日本に戻るという選択肢もある。そうなったら誰も止められない」と断言。33歳という年齢を考えればキャリアを続けたいと思うのは当然だ。アメリカでしっかりと稼いでいるし、日本に戻る理由がないわけでない」とし、将来的なNPB復帰の可能性も論じた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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