「投げる哲学者」カブス今永昇太が開幕4連勝&防御率0点台の快進撃 「彼はとてもオープン」指揮官が称えた左腕活躍の秘訣とは
だが、同本部長は今永が出版した「今永昇太のピッチングバイブル」を受け取ったものの、日本語で書かれているため「当然読めないよ」と笑ったという。
海を渡っても野球に対する探求心は変わらない。今永は試合後に「信頼を築くのは、それを壊すよりもずっと難しい」と語った。「チームメイトが僕を信頼してくれていること、そしてそれを築き上げることができたことを、本当に嬉しく思っています」と話したという。
この試合、6回は二死一・二塁のピンチを背負ったものの、パブロ・レイエスを135キロのスプリットで空振り三振に切って取ると、拳を握りしめて雄叫びを上げた。
マウンドで見せるこうした今永の熱い姿も、チームメイトから信頼を得られる理由であろう。熱いハートを持った「投球哲学者」は、これからもチームの勝利のために腕を振り続ける。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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