今永昇太は「マジックを披露した」 冴えわたった“魔球”に地元メディアも感嘆「10回空振りした」

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 同メディアは、フライアウトの多さにフォーカスし、「フライボールとゴロの比率は11対5。それでも、打たれたフライのどれもがリグレー・フィールドのスタンドに届くことはなかった」と回想。投球のポイントとして、この試合で今永がバッテリーを組んだリース・マグワイアとゲーム前より、「スプリットを相手に意識させること」を組み立てのベースとしていたなどと説明し、さらに、「レッドソックスの打者はイマナガのスプリットに対して10回空振りした」とも指摘し、同球種が有効だったと強調する。

 今永は初めて組んだ女房役と打ち立てたプラン通り、スプリットを多投しながら高めの球で打ち取るというパターンでアウトを積み重ね、7勝目を手にしている。投球術に磨きがかかる日本人エースは、今季初となる3試合連続でのクオリティスタートを達成するなど、夏場に来ていよいよ勢いに乗ってきたようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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