防御率「0.96」の今永昇太が”球団新記録”の快挙!圧巻のピッチングにアクーニャJr.も賛辞「本当にいいピッチングをする」

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勝ち星こそつかなかったものの、今永はブレーブス戦でも抜群の安定感を見せた(C)Getty Images

 メジャー8度目の登板は苦しみながらも無失点で乗り切った。

 カブスの今永昇太は現地時間5月13日(日本時間14日)、ブレーブス戦に先発し、5回を投げ相手打線を0点に抑えた。四球や安打で毎回のようにランナーを背負いながらあと1本を許さず、ゲーム中盤まで我慢のピッチングを続けた。試合は6回に2点を先制したブレーブスが、そのまま2-0で勝利しており、今永に勝敗はつかなかった。

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 敵地トゥルイスト・パークでのピッチングとなったこの日、今永は5回で球数は98球を数え、満塁のピンチを招くシーンもあった。それでも毎回となる奪三振8を記録し、初回には四球での出塁となったロナルド・アクーニャJr.を牽制で刺すというマウンドさばきも披露。要所を締める投球で5イニングを投げ切り、強力ブレーブス打線を封じ込めている。

 このゲームを終え今永の防御率は再び0点台まで下がり、0.96に。8度目の登板でマークしているこの驚異のスタッツが、歴史上でも記録的な数字であることを、メジャー公式サイト『MLB.com』が指摘している。

 試合後に配信となったゲームレポートにおいて、同メディアは今永の現在の防御率について、「アメリカン・リーグとナショナル・リーグの両方で自責点が公式記録となった1913年以降、投手のキャリア最初の8先発(オープン戦を除く)を通じて4番目に低い記録である」と説明。「フェルナンド・バレンズエラ(ドジャース:1981年0.50)、デーブ・フェリス(レッドソックス:1945年0.75)、シスコ・カルロス(ホワイトソックス:1967-68年 0.95)だけである」と両リーグの記録を振り返っている。

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