球速が“平均以下”なのになぜ打たれない? 歴史的な快投を続ける今永昇太の直球がMLBの強打者たちに通じる理由

タグ: , , , 2024/5/20

 レベルスイングを心掛ける打者の多い日本では「高めは危険」。だが、メジャーでは概念が逆。低めこそ被弾するリスクがある傾向が強い。今永はこの傾向の違いに瞬時に対応したと言えよう。

 また、他の投手たちとは一線を画すスリークォーター気味のリリースポイントも好結果をもたらしているようだ。18日の試合で今永と対峙したパイレーツのジョーイ・バートは「彼は背が低いからか、リリースの位置が異常なんだ。イマナガは投手が持っているべきファンキーな要素を持っている」と分析した。

 無論、ここから相手チームや打者たちによるデータ研究が進めば、攻略される試合も増えてくるだろう。そのなかで今永がいかに最適解を見出していくのか。その時こそ日本時代から「投げる哲学者」と評される男の真価が問われそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】まだまだ続く“歴史的快投”! 今永昇太、圧巻の防御率0.84にカブス地元紙も絶賛「最高のシナリオ。想像を越えている」

【関連記事】日本で痛打されたのになぜ? 今永昇太の“高めの直球”がMLBで異彩を放つ理由 背景にあったバウアーの「逆説」

【関連記事】今永昇太の「歴史的スタート」にMLB通算200勝投手も絶賛 成功を掴めたカギは直球にあり「100マイルを超える球は必要ない」

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP 【期間限定販売】浅倉カンナ ラストファイトメモリアル 拳トロフィー

浅倉カンナの左拳を本人から腕型を採取し、トロフィーとして完全再現させていただきました。 血管やしわの細部までに忠実に再現した、大変貴重なトロフィーとなります。

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム