「彼はとても謙虚だ」今永昇太の“野球への姿勢”をチームメイトも認める「カブスを代表して球宴に出場してくれたら光栄」

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 そんな今永について、『MLB.com』のジョーダン・バスティアン記者は、今永がこの日の投球で「オールスター出場の可能性を高める」と報じている。「数回の不調を除けば、この新人左腕は今シーズン傑出した活躍を見せ、ナ・リーグ新人王候補に名を連ねる可能性がある」と伝えている。

 さらに今永が「ナ・リーグのオールスターチームに選ばれるかもしれない」と、現地時間7月16日に行われる球宴出場の可能性を伝えたが、本人は「選ばれたときに、それには答えたい」とだけ話している。

 記事では「カブスは今シーズン、イマナガが先発した試合で12勝4敗を記録しているが、それ以外の試合では27勝44敗だ」とし、「イマナガは7勝2敗、防御率3.16を記録しており、これは現在ナ・リーグ10位で、91イニングを投げ、92奪三振、四球はわずか15である」と、ここまでの好成績を称えている。

 今永がオールスターでの登板について「まだそこまでに達していないと感じている。その水準の投球ができていない」と語ったことも紹介し、前回登板の6月27日のジャイアンツ戦で6回5安打3失点で降板した後、自身の投球には満足していなかったことも伝えている。

 その言葉を聞いて、同僚のイアン・ハップは「彼はとても謙虚だ」と話し、さらに「彼は素晴らしい。彼は最高の投手のひとりで、新人投手として、メジャーリーグでの最初の16試合で彼が成し遂げたことはとても印象的だ」と称えている。

 そして「彼は我々チームのために活躍している。彼がシカゴ・カブスを代表してオールスターゲームに出場してくれたら光栄だ」と、語ったという。

 ここまでの成績と野球への姿勢は、チームメイトも認めている。もし球宴に出場すれば、メジャー日本選手では15人目となり、新人では昨年、メッツの千賀滉大に次いで8人目となる。その栄冠をつかめるか注目だ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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