今永昇太のカブス移籍決定でナ・リーグが日本ファン垂涎の場に? 19人がしのぎを削った“15年前”を越える熱狂は生まれるか
カブス移籍が決まった今永。長らく話題を集めてきた彼の去就決定により、日本人選手の対決に熱視線が注がれている。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
現地時間1月9日、今オフにDeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太が、カブスと契約合意に達したとメジャーリーグ公式サイトなど複数の米メディアが報じた。身体検査に問題なければ正式にサインし、発表される運びになった。
【動画】ギアが上がった今永昇太の圧巻奪三振! 巨人打線をねじ伏せた快投シーン
22年シーズンから鈴木誠也がプレーしているカブス。日本人メジャーリーガータッグは、ドジャースの大谷翔平&山本由伸、パドレスのダルビッシュ有&松井裕樹に続いて、今オフ3組目であり、またもナ・リーグ球団となった。
自然とファンの目は今季の日本人メジャーリーガー対決へと向くもの。とりわけ今季はナ・リーグで同じ西地区に属するドジャースとパドレスが、3月20、21日に韓国・ソウルで開幕シリーズを迎える。いきなり山本とダルビッシュが開幕投手として投げ合い、大谷が打席に立ち、松井が最終回を締めるかもしれないのだ。
開幕後も注目のカードが目白押しだ。カブスは4月5~7日に本拠地でドジャースと3連戦。さらに翌8日からはパドレス3連戦が続く。同26日からは東海岸遠征が始まり、吉田正尚のレッドソックスと敵地ボストンで3連戦。さらに翌29日から5月2日までは敵地ニューヨークで、千賀滉大のメッツとの4連戦が組まれている。
5月6~8日は本拠地に戻り、再びパドレス3連戦。同24~26日には敵地セントルイスで、ラーズ・ヌートバー擁する同地区のライバル・カージナルスとの3連戦が待つ。6月も14~16日にカージナルス3連戦。21~23日にはメッツ3連戦となっている。カージナルスとは同地区のため対戦が多く、7月12~14日に3連戦、8月1~4日には4連戦を予定している。
8月は16~18日に菊池雄星のブルージェイズと3連戦、20~22日には前田健太のタイガースと3連戦を戦う。9月には今度は敵地ロサンゼルスで、ドジャースとの3連戦。今永、鈴木を擁するカブスだけでも、毎月のようにファン垂涎の日本人対決が見られることになる。