複雑な2度のオプション行使のタイミングを挟むカブスと今永の契約詳細が判明、最大で5年117億円に
また、球団が最初のオプションを行使せず、今永が最初のオプションを行使し、球団は2026年オフの2度目のオプションも行使しなかった場合、今永に2度目の契約延長権が生まれ、2027年を年俸1500万ドルで延長できる。
つまり、本人側にオプション行使する気持ちさえあれば、契約金100万ドル、2024年900万ドル、2025年1300万ドル、2026年1500万ドル、2027年1500万ドルの5年総額5300万ドルが保証されている。
球団側が1度目か2度目、いずれかの契約延長権を行使した場合には、どちらも最終的に5年総額8000万ドルが保証される計算となる。
個人タイトルによる出来高の詳細も明らかになった。毎年、サイ・ヤング賞の投票についての項目が設定され、サイ・ヤング賞を受賞すると100万ドル、投票で10位以内に入れば50万ドルのボーナスが得られる。また初年度のみだが新人王受賞で25万ドルのボーナスが出る。
入団会見では球団応援歌「Go Cubs Go」の歌詞を英語のまま引用し、「Hey, Chicago! What do you say? The Cubs are gonna win today!」と語りかけ、早くも地元ファンたちのハートをわしづかみした左腕。伝統のリグレー・フィールドで、どれだけの期間過ごすことができるのかは、今後の成績と、それに対する球団の判断によって変わってきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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