首位攻防戦で4安打の阪神・森下翔太を球団OBが大絶賛!「ヒットゾーンはどんどん広がっていく」と打撃技術に期待の声
プロ初の4安打を記録した森下。首位攻防戦で大きな働きをした(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
7月28日、甲子園球場で行われたセ・リーグ首位攻防戦、阪神対広島のゲームは7-2で阪神が勝利した。前日まで10連勝を記録し、阪神に替わって首位に踊り出た広島を本拠地で迎え撃ち、カード初戦で見事にその勢いを止めた。この勝利で阪神は首位に返り咲いている。
【動画】「これからが楽しみ」と球団OBも絶賛した森下翔太、一塁強襲のダメ押し2点タイムリーの映像
首位攻防初戦、阪神打線の中軸を担うルーキーが輝きを放った。4試合連続で3番スタメン起用の森下翔太が5打数4安打3打点と、この重要なゲームで大いに気を吐いている。
初回、ランナーを2塁に置き、カープ先発の野村祐輔のスライダーをセンター前へはじき返し先制タイムリー。続く3回の第2打席でも今度はライト前への安打を放ち、守備の乱れもありランナー2人が還っている。さらに5回にもリリーフのケムナ誠から、つまりながらもレフト前ヒットを放っており、6回にも満塁の場面で打席が回り、リリーフの戸根千明に対し外の変化球にバットをうまく合わせた。これが一塁強襲の2点タイムリーとなり、ダメ押しとなる追加点をチームにもたらした。
森下はこれで7試合連続安打、さらにプロ初の猛打賞も記録。何より、4安打はそれぞれ広角に打ち分けており、打撃スキルの高さを存分に発揮していた。この22歳の見事なバッティングには球団OBからも賛辞が贈られている。
現役時、中日、西武、阪神に在籍し、1980年代には3年連続でシーズン最多安打を記録した田尾安志氏がYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』を試合後に更新し、ゲーム内容を振り返りながら森下の活躍ぶりにコメントを寄せている。