「勝ったから良いけど」マジック点灯も森下翔太の5番起用に球界OBが違和感「今日の中での一番の疑問点」
森下を5番で起用した岡田監督。この采配を佐藤氏は疑問視した(C)kentaHARADA/CoCoKARAnext
阪神は8月16日の広島戦に5-3で勝利してマジック29を点灯させた。前日の試合に敗れて連勝はストップしたものの、ここで連敗はしないあたり、今の阪神の強さを感じずにはいられない。先発した大竹耕太郎が5回途中で降板する不穏な展開だったが、桐敷拓馬、岩貞祐太、岩崎優が無失点リレーでつなぎリリーフ陣の盤石さを見せる。打線も12安打を放つなど活発で、投打ともに隙のない野球を見せた。
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マジックが点灯した記念すべき試合となったが、岡田彰布監督の采配に首をかしげる野球解説者もいる。阪神投手コーチも務め2003年のリーグ優勝にも大きく貢献した佐藤義則氏は自身のYouTubeチャンネル『佐藤義則チャンネル』で、16日の試合で感じた違和感を口にした。
この試合ではこれまで3番で機能していた森下翔太を5番に回し、3番に小野寺暖を起用したが、この打順に「小野寺を使うためになんで森下を5番したのか、今日のゲームの中での一番の疑問点」とコメント。15日に広島に敗戦するまでは阪神は10連勝しており、森下はその立役者の1人であり、なぜ打順を変えたのか納得いかない様子。
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