「こんなん応援してまうやん!」森下翔太が甲子園で勝った 創成館エースが153球の1失点完投 13奪三振で3年連続初戦突破に導く
開幕戦を1失点完投で制した創成館・森下翔太(C)産経新聞社
第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)が8月5日に開幕。開会式後に行われたオープニングゲームは、創成館(長崎)が小松大谷(石川)を3-1で下し、3年連続の初戦突破を決めた。
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創成館のエース・森下翔太が、最後も自慢のストレートで決めた。外角高めいっぱいの153球目は、143キロを計測。この試合13個目の三振を空振りで奪い、ナインと勝利のハイタッチを交わした。
阪神の主軸と同姓同名ということで、大会前から注目を集めていたエース右腕。身長は“本家”より12センチ低い170センチながら、馬力は十分で最速149キロを誇る。開幕戦もMAX146キロを計測し、150球を超えても球威は落ちず、底知れぬスタミナを見せつけた。
「森下翔太×甲子園」——自身の打席では、阪神・森下と同じヒッティングマーチがアルプス席から流れた。それに乗せられるように、1点を追う2回には、2死一塁から高め直球を左翼線に運び、同点タイムリー二塁打。SNS上では「創成館の森下翔太は二刀流やね」と投打の活躍を称える声が相次いだ。
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