DeNA下剋上の要因 12球団最多96失策のチームが見せた"変身ぶり"が話題 「やれば、できるじゃん!」
牧は攻守でチームを盛り立てている(C)産経新聞社
DeNAは18日に行われたCSファイナルS第3戦(東京ドーム)に2-1と勝利。アドバンテージを含めて対戦成績を3勝1敗とし、目指す日本シリーズ進出に王手をかけた。シーズン中は失策の多さに悩まされたチームがPSに見せた変身ぶりが注目されている。
このファイナルSでは3試合ともロースコアとなる中、光ったのは主将、牧秀悟のスーパープレーにもあった。
1点ビハインドの3回一死満塁の場面。大城卓三の二遊間の当たりを二塁手の牧は気迫あふれるダイビングキャッチで二塁にトスし、併殺を完成。反撃の芽をつんだ。
試合後の三浦大輔監督も牧の好守に関して「ビッグプレーでした。いっぱいいっぱいの中で流れを引き寄せてくれた」と最敬礼。鉄壁の守りでチームに流れを引き寄せた。
PSにおいては、シーズン同様、強力打線が目立つが、ひそかに話題となっているのは守備の安定感だ。
今季12球団最多の96失策とシーズン中も要所のエラーが目立ったチームが阪神とのCSファーストSから続き、PSに入ってからは5試合連続ノーエラーと堅守を貫く。
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