どの球団が有利!?ソフトバンクのあの選手は6球団の競合に
異なるリーグへの移籍は?
次に注目したいのは、セ・リーグの東京ヤクルトスワローズだ。神宮球場は立地も良く、都内からのアクセス抜群なので、通勤の面で不安はないだろう。セ・リーグは6球団中在京3球団となっているので、移動距離が短いのも魅力の一つである。ファンからは「福田にはまじで来てほしい」「来てくれたら絶対ユニフォーム買います」など、切実な声がネット上に挙がっている。
ヤクルトの外野の主力は、バレンティン・雄平・青木宣親など35歳を超えている選手が多く、世代交代や怪我などの心配もある状況だ。バレンティンとの来季契約も未定なため、外野の穴を埋めたいという気持ちがあるだろう。そんな中、まだ30歳の福田が加入すれば、大きな戦力になることは間違いない。
異なるリーグ間での移籍になるため、古巣との対戦も少なくなる。古巣との対戦を嫌がる選手もいるので、福田の考え方にもよるが、ヤクルトも有利な球団の一つなのかもしれない。子どもの頃「神宮球場」に通っていたと福田本人の口から発言もあったほどだ。ただし、異なるリーグへ移籍する場合、対戦チームのピッチャーとの対戦がほとんどないため、特徴を掴んだり慣れたりするまで苦労することも多くなるだろう。
悩みぬいた福田が選ぶ球団は?
争奪戦状態になっている福田は、さまざまな球団から好条件を提示されている。金銭面ではほぼ同額をどこの球団も提示しているといわれているが、一番のポイントは条件面だろう。外野手の状況を考慮して、埼玉西武ライオンズや東京ヤクルトスワローズが有利かと思われる。
しかし、他球団も好条件で交渉のテーブルについているので、福田がどのような決断を下すのかは最後まで全く分からない。悩みに悩んだ福田は来季どのユニフォームを着て試合に出場しているのか。決断を下すその時まで目が離せない状況が続く。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]