「RIZIN LANDMARK」勝敗のポイントは「ケージの使い方」!スダリオ剛、浅倉カンナ戦を元総合格闘家が解説
さらに大山さんは、ジェロム・レ・バンナ、ミルコ・クロコップとの対戦経験もあるロッキー・マルティネスと、スダリオ剛のヘビー級対決にも着目。
「スダリオ選手はケージにもアジャストしてきましたね。後ろ回し蹴りを出したり、タックルでテイクダウンしたり、金網を使ったり、3ラウンド全て異なる戦い方ができたというところもすごいです。勝機を待てる選手と、戦い方を変えられる選手は強いです。スダリオ選手はこの若さでそれができているので、すごいと思います。さらにスダリオ選手は打撃の上下の組み立てとか、打撃が上手ですね。力士出身の選手が得意な前後の突っ込んだ動きだけでなく、サイドステップが上手ですし、距離をとってアウトボクシングでカウンターも狙えます。マウントポジションから最後は立ち上がって踏みつけを選択したのも良かったですね。相手に与える印象が違います。スダリオ選手は過ちを乗り越えて、格闘家としてすごく成長したんだと思います。日本のヘビー級を担う選手になって欲しいですね」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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