「正直、破滅的だった」豪ブレイキン選手が複雑な心境吐露 謝罪求める請願書も出た異様事態に訴え「苦しめるのはやめて」
さらに「私はそこ(五輪の舞台)に行って、楽しんだ。本当に真剣に捉えていたのよ。五輪に向けて準備してきて、私の全てを出した。本当に」と全身全霊で五輪に挑んだことを強調したガンは、こう訴えかけている。
「お願いだから、私の家族や、友だち、オーストラリアのブレイキンのコミュニティ、そしてストリートダンスのコミュニティを苦しめるのはやめて。私のパフォーマンスと結果で、みんなが多くのことを経験した。だから、プライバシーは尊重してほしい」
時折、「ちょっと面白いこと…実はブレイキンで0点だったの(笑)」と冗談を交えながら、切実に訴えかけたガン。ただ、投稿のコメント欄にも「なんで五輪に出たんだ」「君は誰かのチャンスを盗んだ」「全力を尽くした? マジか!?」「なんであなたが選考されたかはやっぱり疑問だ」といった批判の声は集中。ポジティブな意見がなかったわけではないが、やはり火に油を注いだ感は否めない。
アスリートに対するSNS上の誹謗中傷が問題視されたパリ五輪。そのなかでガンのように大会後に大きな批判を受けるケースも増えてきている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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