「暗黒時代に押しやった」豪ブレイキン選手の“0点パフォ”を同胞ダンサーが苦言「私たちのシーンが笑いものになった」
無論、誹謗中傷は言語道断である。スパイス氏も「個人攻撃は酷いとは思う。彼女の苦しみを広げるつもりはない」と明言する通りだ。しかし、彼女は「はっきり言って、初めてあのダンスを見た時は恥ずかしくなった」とも続けている。
「何と言っても舞台はオリンピックだったんだ。一定のレベルは必要だったように思う。ヒップホップには、ステップアップするか、引き下がるかという瞬間がある。彼女は間違いなく自分の立場を知る必要があったと思う」
大会後に自身のInstagramで「こんなに多くのヘイト(憎悪)への扉を開くことになるとは思わなかった。正直、かなり破滅的だった」と語ったガン。36歳で一大チャレンジをした彼女に対する賛否両論はしばらく続きそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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