「シーンが小さいんだ」ブレイキン豪女子の“0点敗退”は必然だった? 予選審判員が暴露「絶対に打ちのめされると分かっていた」
ブレイキンのオセアニア予選で審査員を務めたニュージーランド人のテ・ヒリタンガ・ウェピハ氏は、英公共放送『BBC』で「審査員全員がRaygunがオリンピックで絶対に打ちのめされるだろうと話していた。彼女は厳しい戦いを強いられるとわかっていた」と暴露。そして、オーストラリアやオセアニア地域におけるブレイキンの人材難と支援の少なさを嘆いた。
「それでも彼女がオリンピックに出たことは勇敢な決断だったと私は思う。結局のところ、シーンが小さいんだ。実際のところ、なんとか人数を補うために一線級を退いたダンサーも呼び戻さなければならなかったぐらいに人がいないんだ」
良くも悪くも話題を振り撒き、“時の人”となったガン。彼女の騒動はオーストラリアのブレイキン業界を変えるキッカケとなるのか。ウェピハ氏は「実際、彼女は十分な注目は集めたし、この先に資源を生む可能性だってある。あのダンスがこの地を救うかもしれない」と言うが、果たして――。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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