「自由契約になったら人気が出る」NPB注目の助っ人去就を球界OBが考察 楽天29歳右腕に「どの球団も欲しいと思う、巨人も」

タグ: , , , , 2025/11/22

ハワードは来日1年目で5勝をマークした(C)産経新聞社

 メジャーでも移籍情報が飛び交う中、NPBでもオフに入り補強戦線が活発化してきた。

 トレードにおいては日本ハム、阪神間でベテラン捕手、伏見寅威と中継ぎ左腕の島本浩也の交換トレードがすでに成立。12月9日には第4回現役ドラフトも控える。出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化することを目的に行われる同制度も野球ファンの間で根付いてきた。さらに現役ドラフトで移籍した多くの選手が新天地で活躍していることもあり、今季も多くの注目を集めそうだ。  

【自由契約外国人】”もう一年面倒見て欲しかった…”注目は”あの右腕”オースティンの日本球団の移籍の可能性はあるのか?高木の見解を語ります!

 そして保留選手名簿の提出期限が11月30日と迫っている各球団の助っ人去就も注目となる。

 NPBで実績を残した選手が他球団へ移籍するというのはこれまでも多く見られているとあって、球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は11月21日に自身のYouTubeチャンネルに「【自由契約外国人】“もう1年面倒見てほしかった…”注目は“あの右腕”オースティンの日本球団の移籍の可能性はあるのか?高木の見解を語ります!」と題した動画を更新、注目の助っ人選手の去就に関して独自に考察を加えている。

 高木氏は阪神からすでに自由契約となったジェレミー・ビーズリーにも注目。2023年に阪神へ加入、昨年は8勝をマークした。

 「ビーズリーは使えると思う」と高木氏。「器用なピッチャーだし、コントロールはいい」と先発、中継ぎとして使えることで起用にも幅が広がるとした。

 さらに先発投手として注目したのは楽天加入1年目となったスペンサー・ハワードにもある。
  
 今季は9試合に先発として登板。5勝1敗、防御率2.22と安定した数字を残しながら、開幕は腰の張りで出遅れるなど、シーズン中も指先や上半身の張りなど、たびたびコンディション不良で1軍で活躍できない時間も長かった。

 しかし投げれば試合を作り、安定感が光ったとあってハワードに関して高木氏は「自由契約になったら人気が出る」ときっぱり。

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