「本当に気分が悪い」ドローン偵察で”勝点6剥奪”のカナダ女子サッカー、東京五輪の金メダルも”汚れた”ものか 協会が徹底調査へ【パリ五輪】
2020年10月からカナダ女子代表を率いていた38歳のイングランド人監督は3年前の東京五輪で、ブラジルやアメリカ、スウェーデンを退けて、チームを史上初の金メダルに導いた。その過程で指揮官の戦術的手腕が高く評価され、2021年には国際サッカー歴史統計連盟から女子サッカーの年間最優秀監督に選出されている。
しかし今回の疑惑により、過去のすべての栄光に泥が塗られる可能性が浮上している。
「選手たちのために、心からお詫びしたい。カナダの皆様、ごめんなさい。カナダは私が恋に落ちた国であり、今では私の国でもあります」
プリーストマン監督は弁護士を通じて、上記の声明を発表した。
しかし、シューメーカーCEOは「彼女(プリーストマン監督)が関与していたのは間違いないとの結論に至った」と明かし、カナダのスポーツ大臣カーラ・クルトラフは「ドローンを使って相手チームの非公開練習を調査することは不正行為です」と発言。プリーストマン監督と彼女に率いられたカナダ代表の偉業は、汚れたものだったのだろうか。
激震が走るなか、チームはニュージーランドとフランスを破って2連勝を飾り、勝ち点6を剥奪されながらもグループ突破の可能性を残している。第3戦のコロンビア戦に勝利すれば準々決勝進出が確定するが、果たしてカナダの真の実力はいかに。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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