改めて「プレミア12」とは?
野球の国際大会プレミア12がいよいよ佳境を迎えている。侍ジャパンこと日本代表は、台湾で行われた1次ラウンドを3戦全勝で突破。
台湾、ベネズエラ、プエルトリコと争ったB組を1位で通過した。日本に舞台を移したスーパーラウンドは、13日のメキシコ戦まで2勝1敗。16日の韓国戦を経て、17日に決勝が待つ。
プレミア12とは?
プレミア12とは、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の4年に一度の世界大会。WBSCの世界ランキング上位12の国と地域で争われる。前身である国際野球連盟(IBAF)主催だったW杯およびインターコンチネンタルカップが統廃合され、2015年に第1回が行われた。今大会は第2回と産声を上げてまだ間もない世界大会である。
侍ジャパンは4年前の第1回大会は3位に終わった。準決勝で韓国に壮絶な逆転負けを食らった。宿敵との一戦には当時日本ハムの大谷翔平が先発。ほぼ完璧な投球で2番手の則本昂大につないだが、3点リードの9回に捕まった。松井裕樹、増井浩俊の救援陣も流れを防ぎきれず、この最終回に4失点し逆転負けした。
今大会はその前回のリベンジ、そして2009年の第2回WBC以来10年ぶりとなる国際大会でのタイトルが待望されている。
何人かの選手は前回大会に引き続き、侍ジャパンのピンストライプを身にまとっている。2大会連続で出場している選手たちの成績はどう変遷しているだろうか。
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