「幻のホームランを打つこと自体が難しいですよ」ロッテの偉大なるOBが雨でプロ1号消えた23歳に「あっぱれ!」
正真正銘のプロ初本塁打が期待されるロッテ・上田希由翔(C)産経新聞社
ロッテの2年目・上田希由翔が不運にもめげず、奮闘中だ。7月19日のオリックス戦(ZOZO)で3安打1打点の活躍。チームの8-0大勝に貢献した。
【動画】紛れもないスタンドインも…雨天コールドで幻となった上田希由翔の“プロ1号”
「プロ初」が「史上初」に転じた“悲劇”で一躍、注目を集めた男だ。17日のソフトバンク戦(北九州)の6回、無死一塁から甘いフォークを仕留め、右翼席に運んだ。これが大卒プロ2年目にして、うれしいうれしい「プロ1号」だった。
しかし、その後に6-2とリードを広げた6回2死満塁から雨脚が強まり、この試合2度目の中断に。そのまま天候は回復せず、コールドゲームが成立。裏の攻撃が完結していなかったため、5回終了時点での2-2がスコアとして残った。上田のプロ初アーチは幻となった…。
幻の本塁打は走者の追い越しや、ベースの空過といったケースはあったが、雨天コールドによって、プロ初本塁打が“消えた”のは、プロ野球史上初の珍事だった。
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