なぜ“打ち切り”にしたのか 大雪で下された疑問の決断の舞台裏 4位に泣いたドイツで「正しい判断」の声も【冬季五輪】
さらに降りしきる雪の中でテストジャンパーに挑戦させた結果、跳躍前後のスピードダウンに加え、風向きの変化を確認。競技の公平性に欠けると判断した。
「それは極端な状況で、全員がトップスピードを出せないことは明らかで、全選手のために同じ滑走条件を維持するのは困難だった。つまり公平な条件で開催することは不可能だったんだ」
無論、一連の説明も万人を納得させられるものではない。ドイツスキージャンプ界のレジェンドであるスヴェン・ハンナヴァルト氏は、「正しい判断だったかもしれない」と前置きした上で、「しかし、ドイツにとっては悲劇だ。状況は改善していたんだ。あんな形でメダルを獲得したくはないだろう」と指摘。わずか0.3ポイント差で表彰台を逃した母国代表を憂いた。
なお、ポーランドのメディア『Sport.pl』によると、苦渋の決断をせざるを得なかったペルティーレ氏が苛立ち、壁に向かって雪玉を投げつけたところも目撃されたという。
世界が混乱した裁定は、運営側にとっても不本意で、納得できるものではなかったようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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