日米野球メンバーから外れた意外な選手、侍ジャパンに縁遠い選手
■DeNA・宮崎敏郎 打率・319、28本塁打、71打点
こちらも代表トップチームの経験はなく縁遠い。代表の三塁は手薄で、今回もチームでは他の位置が中心だった巨人・岡本、西武・外崎らがこなす程度ではるのだが。
巨人・坂本(打率・345、18本塁打、67打点)、広島・鈴木(打率・320、30本塁打、94打点)、オリックス・吉田正(打率・321、26本塁打、86打点)、日本ハム・近藤(打率・321、9本塁打、69打点)らはコンディション面も考慮されメンバー外となった可能性が高い。
また、西武・菊池雄星(14勝4敗、防御率3・08)は今オフにポスティングシステムでのメジャー挑戦が有力視されている。MLBは大リーガーの五輪派遣を認めておらず、本番の東京五輪出場は絶望的。あくまで2020年をにらんだチームであり、そうなると菊池を加える意義は薄れる。
稲葉監督は「今回選ばれている選手が東京五輪に出場するかどうかは分からない。2020年五輪に向けての選考はぎりぎりになると思う」と会見で明かした。来年11月にはプレ五輪となるプレミア12という国際大会も待つ。コンディション面を理由に外れた選手の巻き返しも含め、五輪本番へ向けた代表メンバーの変遷にも注視していきたい。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]