西川遥輝など戦力外3選手を獲得したヤクルト 高木豊氏が「他球団と比べても1番の補強」と語る理由とは
嘉弥真は今季23試合に登板して防御率5.25と低迷したが、昨季は56試合の登板で防御率0.99をマークするなど、ソフトバンクでは“左キラー”として重宝された。高木氏は左腕について「今年は勤続疲労で明らかに状態が良くなかったが、経験値が高く、数々の修羅場をくぐってきた選手だけに、しっかり身体を作り直したらまだまだできると思う」と述べた。
ヤクルトは今季から田口麗斗が抑えに転向し、左腕の山本大貴が42試合に登板したが、左のリリーフが手薄な状況となっていた。そのため、「ヤクルトは中継ぎに嘉弥真のようなタイプの投手が欲しくてしょうがなかった。(左腕の獲得は)きっちりはまる」とチームにとってプラスになる補強だと語った。
増田については、「内野手でだいたいのポジションは守ってきているから、どこでもできるようなタイプの選手」とした高木氏。3選手を獲得したヤクルトについて「他球団に比べてもなるほどなと思う補強をしている。ランクをつけてもヤクルトが1番だと思う」と現時点での積極補強を高く評価している。3選手はV奪回のピースとして躍動できるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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