「来年できる保証はない」ヤクルト・長岡秀樹は初のタイトル獲得も“慢心”はなし「まだ立場が確立されている選手ではない」
それでも「今年できたから来年できる保証はないですし、また一から気を引き締めて」と意気込むと、最多安打のタイトル獲得については「何回も諦めかけた。いろんな先輩の言葉だったり、ここで獲らないと一生獲れないかもしれない。こんなチャンスなかなかない。絶対獲り切ろうという気持ちになれた。獲り切れたので良かった」と振り返った。
色紙には「勝」と記し、「優勝するということもそうですし、僕自身まだ立場が確立されている選手ではない。また一からチーム内の競争に勝つ。弱い自分に負けないように自分に勝つという意味もありますし、いろんな意味があります」と、その思いを述べた。
来季プロ6年目を迎える23歳の若武者は、タイトルを獲っても慢心することなく突き進む。
[文/構成:別府勉]
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