ヤクルト「危機的状況」の投手陣に“光明”は――「開幕ローテ」に奥川恭伸、守護神候補に29歳の助っ人右腕

このまま順調なら奥川の開幕ローテ入りの可能性が高まる(C)TsutomuBEPPU/CoCoKARAnext
ヤクルトが2月26日、沖縄・浦添キャンプを打ち上げた。髙津臣吾監督も「危機感」を持って臨んだ春季キャンプだったが、新外国人投手のピーター・ランバート、星知弥らがケガで離脱。課題となっている投手陣については、3月28日の開幕戦に向けて引き続き整備していくことになる。
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懸案事項である先発陣は、開幕投手の筆頭候補である吉村貢司郎が20日の中日との練習試合に登板。ボール先行の場面もあり、2回4安打1失点、1奪三振という内容だった。同じ日に2番手で登板した左腕の高橋奎二は2回1安打無失点、1奪三振と好投した。
吉村は昨季9勝、高橋は同8勝をマーク。2投手とも今後は敵地・東京ドームで行われる開幕戦のマウンドを意識しながらオープン戦で状態を上げていくことになりそうだ。
そして、今季6年目を迎える奥川恭伸は、下半身のコンディション不良で一時別メニュー調整となって心配されたが、順調に回復。2021年には9勝を挙げてリーグ優勝と日本一に貢献した右腕が、3月の実戦登板を経て3年ぶりの開幕ローテをつかみ、先発陣の中心として期待がかかる。
他にも2年目右腕の松本健吾、5年目左腕の山野太一、過去に7度の開幕投手を務めた小川泰弘、球界最年長45歳の石川雅規らが開幕ローテ候補として挙げられる。また、3月上旬の来日を予定しているペドロ・アビラにも注目だ。
リリーフ陣は2軍の西都キャンプで調整してきた木澤尚文、大西広樹、小澤怜史に加え、1軍キャンプに帯同したベテランの石山泰稚、現役ドラフトで加入した矢崎拓也、ルーキーで変則左腕の荘司宏太、復活を懸ける清水昇、2023年に50試合に登板して33セーブを挙げた田口麗斗がおり、9年目左腕の長谷川宙輝もアピールを続けている。