【ヤクルト】丸山和郁「絶対に優勝するという気持ちを持っていきたい」サヨナラで連敗ストップ!天国に捧げる白星
延長10回は一死満塁というピンチに登板した木澤尚文が堂林翔太を中飛、末包昇大を遊ゴロに抑えて切り抜けた。リードした古賀は「守ったら負けだと思った。攻めながらリードした」と振り返り、木澤には「『しっかりインコース使いながら攻めるよ』というのは伝えた」と強気に挑んだ。
流れを引き寄せたチームはその裏、一死一・二塁で丸山和郁が右翼へのサヨナラ適時打で5-4で勝利を収め、連敗を3で止めた。
サヨナラ打の丸山はお立ち台で「木澤さんが闘志あふれる投球で抑えてくれて、流れを持ってきてくれて、そこからまた、ホセ(オスナ)が打ってつないで、絶対に打ってやるという気持ちでいった」と、見事に勝利の立役者となった。
最後は「今年キャンプから突然の訃報が続き、僕ら、ファンの皆さんも悲しい気持ちになったと思います。そのお二方の分まで、今年のヤクルトは絶対に優勝するという気持ちを持っていきたい」と決意。
2月に亡くなった衣笠剛球団会長、つば九郎の担当スタッフに捧げる一打で白星をつかみ、ファンからの大歓声を浴びていた。
[文:別府勉]
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