「大会のプールはルールを遵守していない」競泳用プール水深浅い問題 競技者からも批判の声「少し早く泳ぐことを求めているが」【パリ五輪】
そして実際に競技が始まると選手間からも"浅すぎるプール”に疑問の声が出ている。
今年2月に行われた世界水泳において200メートル背泳ぎで金メダルにも輝いた有力スイマーの一人、ウーゴ・ゴンザレス(スぺイン)のプールの水深についての発言が、スペイン紙『AS』で取り上げられている。
競技後のミックスゾーンで取材に応じたとされるゴンザレスは大会のプールに関して「世界水泳競技のルールを遵守していない」とばっさり。
記事中では「本来水深が深くなればなるほど、水の循環も良くなり、身体が速く滑るようになる」と競技への影響も指摘され、技術的な問題も抱えざるをえないことで、ゴンザレス自身も「少し速く泳ぐことを求めているが、一歩一歩進まなければならない」と通常より浅いプールに対応を求められていることを認めた。
様々な問題が噴出するパリ五輪においては今後も選手サイドから様々な意見が飛び交いそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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