「この涙が、彼女をさらに強くする」またも全日本準優勝に終わった張本美和 中国メディアは成長ぶりを称賛「無限の成長の可能性がある」
同メディアでは、試合内容を伝えながら敗れた張本に対し、「今回の大会は優勝を狙う大きなチャンスだった。過去1年で技術が大きく向上し、大会の経験も積んでいたからだ」と指摘。成長ぶりを称えつつ、「16歳という若さで日本一の座を逃したものの、彼女にはまだ無限の成長の可能性がある。この涙の経験が、彼女をさらに強くするきっかけになるだろう」と評した。
さらに張本の今大会のパフォーマンスについては他にも、「今回の全日本選手権では、張本美和はジュニア部門と一般部門の両方に出場したため、多忙を極めた」などと振り返っている。
また同メディアは、優勝した早田に対しても言及。昨年のパリ五輪で負った怪我を抱えながらの戦いだったと説明した上で、「それにもかかわらず、今回の大会では圧倒的な強さで復活し、状態は非常に良かった。おそらくほぼ回復したと言えるだろう。これで再び日本のトップの座を守り続け、今後も中国選手との熾烈な競争が予想される」と見通している。
海外メディアも視線を注ぐ、日本女子の卓球頂上決戦。早田に敗れ初制覇はならなかった張本だが、その戦いぶりは、近い将来で頂点まで上り詰める可能性を十分に示すものだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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