「彼以外にいないので」前回押し出し死球の大勢 8回に登板 1イニング無失点「前回、悔しい思いをしている」
巻き返しを期すマウンド。しかし先頭の代打、鈴木大地にいきなり152キロの直球を捉えられ、左翼線へのポテンヒットを許し緊張が走る。続く中島大輔の当たりは遊撃の頭を越えるかと思われた痛烈な打球。これを泉口友汰が大きくジャンプしてアウトを奪う。さらに小深田大翔を右飛とし、2アウト。最後は辰己涼介を外角高め、153キロの直球で左飛に打ち取り、1イニングを1安打無失点、味方の好守にも助けられた。
9回に登板した守護神ライデル・マルティネスも1イニング無失点、これで開幕25試合連続無失点の球団新記録となった。
投打がかみ合っての好ゲーム。試合後の阿部慎之助監督はBS日テレで放送された試合後インタビューで8回に登板した大勢に関しても言及。
「不動のセットアッパー」としながら、「前回悔しい思いをしているのでね、リベンジじゃないですけど」と気合が入ったマウンドだったとした。勝利の方程式の一員として、パフォーマンスを示した背番号15に「彼以外にいないので」と変わらぬ信頼を寄せた。
全員が力を合わせて、もぎ取った白星で連敗も5でストップ。明日は戸郷翔征の登板試合となる。引き続き、戦いぶりが注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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