痛すぎる巨人・大勢の“離脱” 代役守護神、託すならこの男
9回の男、大勢の状態が心配されている(C)CoCoKARAnext
豪腕も『人の子』だった、ということでしょうか。
巨人の絶対的守護神・大勢投手が27日からのヤクルト2連戦(秋田・盛岡)のベンチ入りメンバーから外れ、ジャイアンツ球場での調整が決まり、波紋が広がっています。
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昨シーズンは開幕からクローザーの座を託され、ルーキーの歴代最多記録に並ぶ37セーブをマーク。見事に新人王を獲得しました。
今季はここまで全て救援で24試合に登板し、2勝0敗14セーブも防御率は3・00。24イニングを投げて被安打20、11与四死球と昨年のような盤石さがないのが気がかりなところです。
スポーツ紙のデスクは言います。
「原因として挙げられるのは、WBCでの力投でしょう。心身ともに疲労が溜まったままペナントレース開幕を迎えましたから、そこは責められないと思います。むしろ大怪我を招かないうちに早々と“離脱”させた原監督のマネジメント術をたたえるべきでしょうね。今後も『大勢抜き』で乗り切らなきゃいけない場面が出てくると予想します」
となれば、誰が代役守護神にふさわしいか。
前述のデスクは3人の候補を挙げました。
<中川皓太>
怪我明けとはいえ、経験と実績からすれば安定感は抜群。「8回の男」から「9回の男」へ役割が変わろうとも、持ち味の飄々としたマウンドさばきで試合を締めくくってくれそうです。
「投球フォームも中日の絶対守護神だった岩瀬さんを彷彿とさせます。場数を踏んでいることが大きいですよね」