【巨人】絶対守護神・大勢 セーブ失敗の「舞台裏」 見透かされていた「ウィークポイント」

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安定した力を発揮してきた大勢が打たれた(C)CoCoKARAnext

 巨人は12日の広島戦(東京ドーム)に4-9と敗れた。9回に1点差で登板した大勢が崩れ、今季初の救援失敗。後を継ぐリリーフ陣も打ち込まれた。絶対守護神の「弱点」が指摘されている。

 あと一歩だった。先発の横川凱は制球に苦しみながらも6回1失点と試合を作り、6回には一時逆転となる丸佳浩の2ランが飛び出した。最近は失点が続いていた8回も左腕・高梨雄平が無失点で切り抜けると、8回裏には主砲・岡本和真の適時打で1点を勝ち越し、あとは守護神が抑えるだけだった。

【動画】大勢が9回一死二塁から、松山に痛恨の同点タイムリーを浴びた場面





 3-2で迎えた9回、セーブシチュエーションの状況でマウンドに上がった大勢は一死から代打・韮沢雄也に左中間二塁打を浴びると、続く代打・松山竜平にも左前適時打を浴びて同点に追いつかれた。大勢がリードを守れなかったのは今季初めてとなった。

 延長10回は菊池大稀とロペスで計6失点。試合後はベンチで落ち込む姿を隠せなかった大勢。

 厳しい試合結果となったが、原監督は「若い人たちを大きな期待の中で送ってます。反省と対策。明日につながればと思ってます」と前を向いた。

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