出た、安定の156キロ!フォークも140キロ超の圧巻ピッチング ベルーナドーム初見参の阪神23歳ロマン腕が話題 球界OBも驚愕「本当に育成だったのかな?」

背番号24のお披露目ともなった試合で安定したピッチングを見せた工藤(C)産経新聞社
阪神は11日の西武戦にわずか1安打と西武のピッチングスタッフに封じ込められた。
ただそんな中でも意地の1打を放ったのは、プロ4年目の前川右京。現在オープン戦3冠と好調な若虎が9回二死から必死に内野安打をもぎ取り、ノーヒットノーラン献上の屈辱から逃れた。
【動画】ベルーナドーム初登板の工藤は最速156キロと安定の剛腕ピッチング
また投げては5回から2番手で登板した工藤泰成も堂々たるピッチング。先発のドラフト1位ルーキーの伊原陵人が4回3安打無失点と好投した後を受け、マウンドに上がった。
先に支配下されたばかりの剛腕はこの日が背番号「24」お披露目の試合となった。初球にいきなり156キロを計測し、西武ファンもどよめかせると、先頭の源田壮亮を153キロ直球で二ゴロに打ち取る。
続く長谷川信哉も今度は141キロのフォークで遊ゴロに、最後は西川愛也に対し、渾身の154キロ直球で遊ゴロに打ち取った。1イニングわずか9球、三者凡退に抑えた圧巻の剛腕ピッチングにはファンの間からも「凄まじいルーキー」「早く開幕してほしい」など称賛の声があがるとともに、この日『DAZN』で試合解説を務めた西武で守護神経験もある高橋朋己氏も安定感あるピッチングに「本当にルーキーだったのかな、育成だったのかな?」と脳がバグったと驚きの声をあげたほど。
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